自分が感謝されたい顧客は誰か 交流分析/ストローク理論 | 起業塾勉強会
このエントリーをはてなブックマークに追加

今回の起業塾勉強会では、交流分析の理論の一つであるストローク理論を行います。

ストロークとは自分が受け取っている刺激のことです。自分にとってプラスに感じる事をポジティブストローク、マイナスに感じられる事をネガティブストロークといいます。

自分が受け取っている刺激のことなので、相手が出したメッセージとは違うように受け取ることがあります。

例えば、相手が「お前さぁ、スゴイ仕事ができるね」とほめたはずなのに、受け手の方が「こいつは、何か裏があってほめてるんじゃないか」と受け止めるとマイナスストロークとして受け取ります。

たいがいのチームビルディング系の本や自己啓発系の本には、相手を動かしたい
のであれば、「相手をほめなさい」と書かれています。

ところが、その「ほめる」という行為が相手にどのように届くのか理解していないと、「ほめてるつもり」になってしまい、チームがうまく動かないのです。

このストロークをなぜ、起業塾で勉強するかというと、ビジネスを作っていく上で顧客からどのようにプラスストロークを受け取るか、ということが大事だからです。

顧客から感謝されるからこそ、ビジネスに対してのモチベーションがわき、事業をできるだけ拡大したいと思います。

ということは、顧客からどのように感謝されたいのかイメージできるかということが、とても大事なのです。

実際、起業はしたいけど、どんなビジネスでどう起業したいのか良く見えない方の支援をしていると、このストロークの受取方に問題があることが見えてきました。

事業アイデアは思いつくものの、どれも本気になれないのは、自分がどんなスト
ロークを他人から欲しいのか分からなかったことが原因なのです。

もう少し分かりやすく書くと、他人を「ほめる」のが苦手で、他人から「ほめられる」のも苦手だったりすると、誰に対してビジネスをしたらいいのか見えてこない傾向があります。

ビジネスをしていく上で、顧客からほめられる、認められる、ということはとて
も大事です。

誰かを幸せにしたい、そしてその方から感謝されたい、というモティベーション
は事業の大事な原動力になるからです。

ですので、今回勉強会で取り上げるポジティブストロークを感じたり、求める力
がないと、なかなか事業の軸が決まりません。

まず「顧客定義」と起業塾では言っていますが、この顧客が決まらないのも、ストロークの受取方が鈍かったりするのも一つの原因となっています。

今回は勉強会なので、ストロークに関しての色々なチェックシートを記入しても
らい、その中で自分についての新たな気づきを得られるようにします。

※この勉強会は起業塾に入会している方のみを対象とした勉強会となっています。
_____________________________

「交流分析 ストローク理論」

■開催日:2013年7月25日(木)

■時間:19:30~22:00

■形式:講義、ワークショップ形式

■セミナーの狙い:

交流分析の一つであるストローク理論を学び、どんなメッセージが相手にとって
メリットになるのか、またどんなメッセージを自分が普段受け取るようにしてい
るのか、人間行動への気づきを増やします。

■内容

・ストローク理論とは

・言語的ストロークと非言語的ストローク

・ストロークフィルター(自身への値引き行為)

・自己のストロークチェック

■得られる学び:
・普段、無意識にどのような刺激を他人に与えているのか分かる

・自分が欲しい刺激を得るために、どのような行動を自分がとっているのか分かる

・人間の行動心理についての理解が深まる

以上

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントは受け付けていません。