話題の「ノハナ」マネタイズを考えてみる
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ミクシィは8月9日、家族向けフォトブックサービス「ノハナ」を法人化し、9月に新会社ノハナを設立することを発表した。
ノハナは、スマートフォンで撮影した写真を家族だけに共有できるサービス。アップロードした写真を使ったフォトブックを毎月無料(送料別)で1冊受け取れるのが特徴だ。

「ミクシィ、フォトブックサービス「ノハナ」の新会社を設立」
http://japan.cnet.com/news/service/35035786/

ノハナはテレビで取り上げられて、話題となり、利用者が急増した。
一時期発送が追い付かなくなるほどでした。
このサービスのマネタイズが気になるところでした。
毎月無料となっているのが、集客のポイントになっています。

ユーザーお客さんからの収入をまず考えてみました。
①ミクシィとして、集客をしている?→ノハナ独自のアプリとして、ミクシィとは分離。
②2冊目以降の収入→525円と低価格。毎月無料のため、次の月を待てば、無料。

ユーザーからの収入は、あまり考えていない様子。
では、広告収入などを考えてみました。
③サイトに広告掲載→アプリでは広告利用をしていない。
④フォトブックに広告掲載→シンプルな仕組みで広告利用していない。

せっかくのよいサービスなのに、もったいないように感じます。
総合的に考えると、ユーザーからの2冊目の収入は、利用者抑制として
考えていくために必要だと思われます。

個人的にマネタイズを考えてみると。
1 広告チラシの同封。
フォトブックに広告を掲載するのは、スマートではないため、フォトブックと
一緒に広告チラシを送付する。新聞の折り込みチラシのような形。
必要がなければ、広告チラシだけ捨てることができます。

2 贈答用、プレゼント用には、オプション費用。
ノハナのサービスでは、祖父母へ子供の写真を送るという場合も想定されています。
贈答用には、追加料金で、紙質の良いフォトブックを送る。箱に入れてお届けや
包装を良くする。プレミア感をつける。
1の広告チラシと付随して、贈答用には、広告チラシを入れないということも
一緒に考えると良いと思います。

よいサービスも続かなければ意味がありません。
マネタイズは企業において重要です。
どこからお金の流れをつくるか考えておかないと
いけないところです。

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