【スタートアップおすすめ本】Eat that Frog(カエルを食べてしまえ!) 著者:Brian Tracy
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Eat that Frog
著者:Brian Tracy

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【本の内容】
タイトルにある”Eat That Frog”というのは、マーク・トウェインの言葉からきている。彼は「朝一に生きたカエルをたべてしまえば、その後の一日は何が起こってもへっちゃら。」と言ったそう。そして「カエルを二匹のみこまなければいけない時は、大きい方から飲み込むこと。それと、あまり長い間見つめないことだ。」という名言を残している。

カエルとは一番重要だけど、一番避けてしまいそうな仕事のことだ。
どんなに大きな成功を収めている人でも、一日の持ち時間は24時間。
成功するか否かはその24時間の使い方にある。

時間を効率よく使うには、一番重要な作業は何かを見極め、それを徹底的にこなすことが必要。そのためにはしっかりとした優先順位と計画、集中力等が必要。

著者が教える結果の出る働き方を1つ紹介する:
まずその日の「やることリスト」を作る。
そしてそれぞれの項目にランクをつける。

A= 絶対やらなければいけないこと
B= やった方がいいこと
C= できたら嬉しいな、と思うこと
D= 他の人に任せられること
E= 「やることリスト」から削除すること

同じランクがたくさんある場合は、さらに+と-に分ける。(A+とA-等)
ランクが高い順に作業を進める。

一つの作業が終わるまで絶対に次の作業には移らない。
このように本当に大切な事を徹底的に終わらせていくことでより短期間でいい結果を出せるようになる。

【個人的な学び・気づき】
私は以前からやることリストを書くようにしていた。しかし優先順位は特に考えていなかった。ただリストに書いたものをそのままの順番でこなしていたが、結局大切な事が中途半端になることもあった。

今回この本を読んで、例えば一つのプロジェクトがあったなら、一番大切な3つの作業が結果の90%を出すという事を知った。つまりどんな時でも一番大切な3つの事に時間と労力を集中すればいい結果が出せる、という事になる。

自分の生産性を高めたくて、この本の指示通り、実際にやることリストに優先順位をつけてみた。すると意外と重要でない作業がたくさんあることがわかった。これらの作業を後回しにしたり、諦めたりしたら、やることリストがかなりすっきりした。それまでは「こんなにやることがあるのかー」とため息をつきながら作業に取り掛かっていたが、リストの書き方を改めてみると「今日はこれさえやればいいのか」と一日をこなす自信がわいた。

そして作業に取り掛かってから、それが終わるまで絶対にやり通す、という気持ちを意識的に持つようにした。いつもだったら「コーヒー取りに行こう」とか「あっ、そういえばあの人にメール返さなきゃ」と途中で別の何かに気をとられてしまう。でも例えばアラームが鳴るまで席を立たず仕事に集中する、などといった方法をとることで、1つの作業に執着して終わらせることが出来るようになった。

仕事をする際に、集中力が切れて怠けてしまったり、次に何をすればいいのかわからなくなったりすることもある。今後この本で読んだことをどんどん取り入れていき、一分一分を有効に使えるようにしたい。

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紹介者:U25スタートアップ起業塾 塾生 Nodoka Saito さん

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