ココ・シャネル:ゼロから大成功を成し遂げた彼女の強さ4選
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世界トップレベルのブランド、シャネル。そのブランドをゼロから作り上げたのがココ・シャネルです。貧困層の家庭に生まれ、父親に見捨てられ、そこからファッション界の偉人へと大成功を収めました。そんな彼女の強さのは一体何なんでしょうか。4つ、ご紹介したいと思います。


1.不幸な幼少期とそこから生まれた熱い想いが彼女の原動力

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出典:Daily Mail

決して裕福ではない家庭に生まれ、様々な街を転々としながら生活をしていたココ。11歳のとき母親が亡くなり、その後父親に孤児院に連れて行かれ見捨てられた。ココはそんな自分の生い立ちを恥じていたようで、そこから抜け出すのに必死だったという。若い時に「お金があれば自由が手に入る」と気がついたココは、独立に対する熱い想いを抱いていた。それがよくわかるエピソードがある。

26歳のとき、ココは愛人のアーサーに投資してもらったお金で開業した自分のお店を持っていた。利益が上がり、ようやく安定した生活が手に入ったと思っていた。自分の成功を喜び、自分のお金でたくさんのものを買って人生を楽しんでいた。ある晩、アーサーと自宅で食事を楽しんでいるとき、彼が思わぬ言葉を口にした。「銀行から電話があったんだ。ココ、お金の使いすぎだ。」ココは意味がわからず、彼を問いただした。「どういうこと?なぜ銀行はあなたに電話をするの?私に言えばいいじゃない。」そして事実は発覚した。なんとココが自分の利益だと思っていたお金は、アーサーが銀行に振り込んでいたお金だったのだ。

自分は独立なんてしていない。アーサーのすねをかじっていたんだ。ココは大きなショックとともに、深い怒りを感じた。耐えられなくなったココはアーサーにものを投げつけながら家を出た。雨が降っているのも気にせず、そのまま走って自分のお店へ行った。

その次の日、ココはお店で働くスタッフにこう伝えたそうだ。「今日から私は楽しむためにここに来るわけじゃない。大きな富を築くために来るの。」

独立に対しての彼女の熱い想い、それが彼女を前進させていたのだろう。

2.人脈を最大限に活用しチャンスを逃さない

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出典:アマゾン

ココは若いとき、歌手として働いていた。その時期、裕福な家庭で生まれ育ったエチエンヌ・バルサンと関係を持っていた。彼は他にも愛人がいたのだが、その愛人と時間を過ごしている間にココが暇しないようにと、パリで帽子兼ドレス屋の開業を手伝ってくれた。その後、ビジネスマンとして成功していたアーサー・チャペルに出会ったココ。彼にも手伝ってもらい、さらに2つの店舗を開業。

ファッションデザイナーとして成功を収めてからも、知り合いだったロシア・バレエ団プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフのために衣装のデザインを手がけたりもした。さらにココの傑作とも言われるNo.5。その製造に至ったのも、知り合いのつてだった。このようにココは、周りで助けれてくれる人の力を築きながら自らのブランドを築き上げていったのだ。

3.多くの女性の心を掴んだ革命的なデザインとココ自身の魅力

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出典:Life Magazine

ココは当時の女性のファッションに大きな不満を持っていた。女性と言ったら、決まって着られていたのが長いドレス。何枚も布を重ね、とても重たいものだった。さらに、女性らしい体のラインを強調するために、コルセットなどでウエストを締め付けている人がほとんどだった。それに納得できないココは「これでは男性のために服を着ているだけだ」といい放ち、女性が動きやすく、着ていて居心地のいい洋服を作り始めた。

当時の女性全員が心の底では従来の洋服を「苦しい」「動きにくい」と思っていたのかもしれない。そんな中、ココは自らデザインした新しい服を着て堂々と外へ出ていった。美しく、社会的に高い立場にいる人と交流のあったココ。彼女が作った洋服は流行に逆らう画期的なデザインだったが、魅力溢れるココが着たからこそ多くの女性を虜にしたのだろう。
男性目線ではなく、女性目線で女性のために作った洋服はその後のファッション界にも大きな影響を与えた。そして洋服の魅力だけでなく、ココ自身の魅力が成功の秘訣だったに違いない。

4.自分の個性への絶対的なプライド

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出典:Auctionata

大成功を収めたココは、ある時ウェストミンスター公爵にプロポーズされた。それを断ったのだが、その時にこう言った。「公爵夫人は今までに何人もいたわ…でもココ・シャネルは私1人しかいないの。」

さらにココは昔から男性用の洋服を着るのが好きだったという。愛人のタンスから服を無断で借りて着て、さらに髪の毛も長いとめんどくさいからと言って短く切っていた。周りの女性とは真逆でも、自分らしさを貫き通した。それが最終的にはココのデザインにも反映されたし、多くの人を惹きつける魅力にもなったのだろう。


ココ・シャネル。人として、女性として、起業家として素晴らしいですよね。周りの目や考え方を気にせず、前へ突き進んでいく強さがあったからこそ彼女は伝説的なブランドを作りあげることができたのだと思います。最後に私がすごく気に入ったココの名言をひとつ紹介させてください。’In order to be irreplaceable one must always be different.’「かけがえのない存在になりたいのなら、周りと違っていなければいけない。」個性を輝かして生きるからこそ、自分にしかできないことが可能なんだと思いました。

参考文献

Entrepreneur.com: Gabrielle “Coco” Chanel
bio.: Coco Chanel
“Coco Chanel: An Intimate Life” by Lisa Chaney

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