サムライベンチャーサミットで感じたイスラエルの強さ
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第10回サムライベンチャーサミットに参加してきました。

http://svs10.reacher.jp/
サムライベンチャーサミットのご紹介
(引用開始)----------------
100社を超えるスタートアップ、インキュベーター、ベンチャーキャピタリスト、
メディア、大物海外ゲストが一同に集まる日本最大級のカンファレンスです。
スタートアップブース、トークセッション、ピッチ等、様々なコンテンツの中から
新たなコラボレーションを生み出します!
----------------(引用終了)

主催のサムライインキュベートがシード期向けのベンチャーキャピタルが
多いため、シード期向けのセッションが多かったです。

私が興味深かったのが、イスラエルの話でした。
今回は、こちらに関して記載させてもらいます。
サムライインキュベート、代表取締役の榊原さんは、
今年の5月からシリコンバレーの次に来ると言われるイスラエルに
移住をし、7月にはコワーキングスペースをオープンさせています。
イスラエルでは、ミサイルが飛びという危ない状況も目の当たりに
しているそうです。榊原さんは、イスラエルのビジネスを活発にし、
和平を築いていきたいという信念があり、これからも面白いことを
いろいろと仕掛けていくとのことでした。

イスラエルという国で、なぜスタートアップがうまくいくのか
ということが気になっていました。
以前、私は記事でも徴兵制や政府のバックアップがあるからスタートアップが
成功しやすいと書かせてもらいましたが、それだけではないと。
質疑応答で、“イスラエル人の考え方について”直接問いかけてみました。

・議論好き
集まれば、活発的に議論をし、3人集まれば3つの話題が飛び交う。
待ち合わせの最中に他人同士でも議論が始まるそうです。
・子育てについては自由に育てる
日本のように塾に行かせたりはせず、子供が自由に育つように見守る。
飼い犬にも首輪をせず散歩をするようです。
・仲間意識が強い
シリコンバレーは、多国籍でありそれぞれの個も強いですが、
イスラエルは、仲間意識が強く、また、日本とは親日でもあり、
日本人にも非常にフレンドリーだそうです。
・本質を捉えるのがうまい
問題発見能力や「つまり」といった本質を捉えるのが
うまいそうです。

お話を聞いてイスラエル人は、他の人のことも自分事とし、自分で考え、
意見をしっかり持っているのではないかと思います。
このような国民性や考え方が、日本や他国とも違うスタートアップの
文化として上手く出てきており、大事な起業家精神だと感じました。

 

以前の記事 「第二のシリコンバレー」イノベーションが生まれる国
http://u25startup.com/archives/1489

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