フリーランスになりたい人の3つの不安を徹底解消!
このエントリーをはてなブックマークに追加

フリーランスで仕事をするのは、起業の練習のようなもの。自分を売り込んだり、顧客とコミュニケーションをとったり、絶対に起業に役立つスキルがたくさん身につきます。でもほとんどの人は「フリーランスなんて私には絶対無理だよ!」って言うんです。今回はそんな人たちが不安に思うことと、それに対してフリーランス歴1.5年の私なりの答えを紹介したいと思います。「自分にフリーランスなんてできるはずがない」と思っている方、参考にしていただけたら嬉しいです。


1.「提供できるスキルなんてない」

camera-1209142_1280

出典:Pixabay

フリーランスというと、プログラマーとかデザイナーとか、専門的で高度なスキルがないとできない、と思う人が多い。確かに、専門的なスキルや知識があるに越したことはない。でも、「専門性」というのは相対的なもの。

例えば、外国人の友達に「日本料理をつくって!」と頼まれたとする。プロの日本料理家じゃなくても、日本らしい食事を作ってあげることはできる。全く日本料理が作れない友達にとっては、少しでも日本料理が作れるあなたは「スキルがある」のだ。フリーランスも同じことが言える。少しでもスキルがあれば、全くできない人にとっては貴重な人材となる。

さらに、「自分のスキルに合わせて仕事を見つける」というのは1つの方法にすぎない。反対に、「顧客のニーズに合わせて、スキルを身につける」ということもできるのだ。例えば、私は主に翻訳でフリーランスの仕事を始めた。最初は普通にワードやエクセルに入っている情報を言語を変えて打ち直しているようなものだった。でもある時、字幕翻訳の仕事を目にした。字幕の翻訳なんてやったことがなかったが、すぐに調べてみた。ある程度字幕翻訳に関する知識が頭に入ったところで仕事に応募し、受注できた。字幕翻訳のスキルは仕事をしながら習得していった。その後もたくさんの字幕翻訳を手掛け、今ではそれも提供できるサービスの一つになっている。最初はスキルがなくても、顧客のニーズに対応しようとすれば、スキルをつけざるを得ない。できないなら、できるようになればいいのだ。

2.「競争率が高すぎて未経験の私が仕事を受注できる訳がない」

baby-84626_1280

出典:Pixabay

確かに、実績ゼロで仕事を受注するのはかなり難しい。一発目の応募で実際に契約に持っていける人はまずないだろう。応募は何度もするのが当たり前、ということを覚えておくといい。

その上で、応募をする際に「経験」がないなら「感情」を使う。例えば私が初めて受注した大きなプロジェクトは、ペット向けサービスのウェブサイトの翻訳だった。その仕事に応募する時、私は自分がどれだけ犬を愛しているか、小さい時に飼っていた犬の話を盛り込んで紹介した。クライアントからは「あなたみたいに情熱を持って仕事をしてくれる人にお願いしたい」と言われ、プロジェクトをもらうことができた。スキルや経験に自信がない時は、そのプロジェクトや仕事、会社に対する熱意をアピールしよう。

3.「フリーランスで生計を立てるなんて無理でしょ!」

euro-870757_1280

出典:Pixabay

最初から顧客がいない限り、最初からフリーランスだけで生計を立てるのは難しいだろう。でも、決して不可能ではない。フリーランスで面白いのは、やればやるほど収入があがるということ。経験がつけばつくほど大きなプロジェクトがもらえるし、いい仕事をすればリピーターになってくれる顧客も必ず出てくる。さらにコツがつかめてくれば、作業を具体的に表現することでワンランク上のサービスが提供できるようになる。

例えば私の場合、最初の頃はただ単に「翻訳します。」という形で自分のサービスを売っていた。でも様々なプロジェクトを通して翻訳のコツがつかめてくると、「私はただ翻訳するだけではありません。まずは〇〇をして、それから××をして翻訳前の準備をします。それから翻訳をしたら、△△をします。さらに※※をして、それから…」とサービスを売るようになった。自分がどんな流れで作業をしていくのかを具体化し、それをサービスとして提供する。そうすることで、ただ単に「〇〇します」と言っている人に比べたら断然プロらしさが出ているし、クライアントから信頼もされやすい。そしてもちろん、ワンランク上のサービスを提供しているのだから、料金を高めに設定しても選んでくれる顧客がいるのだ。


いかがでしたか?起業を考えている人にとって、フリーランスは本当にいい経験になります。起業をしてからも、フリーランスで仕事をとるという選択肢があれば、お金が底をつきそうになった時も安心です。最初は本当に些細な仕事でもいいと思うので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントは受け付けていません。