以前、TOKYO WORK DESIGN WEEK × SHAKE100で企画した働き方を語る、スタートアップサミットへ行ってきました。
そこで、講演を聞く中で、今注目されているベンチャー企業の設立エピソードを聞きましたので、手短かに記事にします。
まずは、ランサーズ株式会社社長の秋好氏。
秋好氏(ランサーズ社長)は、学生中にソフトウェア開発の個人事業主として生計を立てていました。そこでの収入は、2000万円/年にも及んだそうです。しかしながら、その後ふと、サラリーマンになってみようとニフティ社へ入社をしました。ニフティ社はご存知の方も多いかとは思いますが、BtoB向けインターネットサービスプロバイダとして幅広いサービスをおこなっている企業です。そこで、秋好さん(ランサーズ社長)はこう感じたそうです。『以前の自分のような個人事業主が対象から除外されているのでは無いか』と。そこで、個人で事業を展開しているクラウドソーシングという、今のランサーズ株式会社を立ち上げられたそうです。
次は、株式会社VASILY社長金山氏。金山氏(VASILY社長)は大学を卒業し、ずっとバンドや音楽へふけっていたそうです。しかしあるとき、音楽もそろそろ潮時かと思っていた矢先に、金山氏(VASILY社長)は「yahooへ拾われた…」のだそうです。音楽バンドの告知やサイトページなどをご自身で制作していた事が理由となり、たまたまイベントで知り合ったYahooの方にスカウトを受けたそうです。それから、yahooで多くのファッションブランドのサイトやプロモーションに携わりました。そして、ファッションに多く携わっていた事から、「もっとみんなが平等におしゃれになるチャンスの提供を」を目指し、会社をたちあげました。
次は、株式会社trippiece社長石田氏。
石田氏は、学生中に自分の立てた企画をきっかけに会社を立ち上げました。元々旅行が好きで、自分の好きな旅行をしたいと考え、自分で考えた企画に参加者をそこからさらに、旅行のアイディアを加えて行きました。そうして総勢20名で行った旅行は、とても評判が良かったそうです。そして、自分たちで企画したものの楽しさに気づき、最終的には、そのサイトが今のビジネスとなったそうです。
成り立ちを聞くと、本当に3者3様。さまざまな設立のきっかけがあります。私も最近ビジネスが少しずつ身近になりつつある中で、ビジネスのアイディアのきっかけなどどこにでも転がっている事を実感します。自分の感じる事や疑問に恐れず耳を傾け、実行しているからこそ、新しいものに気づき、新しい事業を立ち上げられるような気がします。